2019年2月
2月1日午前8時40分ごろ、渋谷区笹塚の住宅に目出し帽をかぶった男3人が押し入り、70~80代の夫婦の両手を結束バンドで縛って、約400万円を奪って逃げた。
捜査関係者によると、夫婦宅に数日前、息子を装った男から、家にお金があるかどうかを尋ねるアポ電が入っていた。
男らはアポ電で得た情報を基に、夫婦宅に狙いを定めた可能性があるという。
代々木署は、犯行の手口などから1月11日未明の事件と同一犯の可能性もあるとみて関連 を調べている。
警察幹部は「アポ電を悪用した強盗事件は全国的に広がりかねない」と危機感を示す。
被害に遭わないよう「お金が家にあることを不用意に他人に言わないことや、留守番電話を使って相手を事前に確認するのが有効」としている。